研修後15分で、会議に一手を残す3枚
資料を読んだ後の「大事ですね」で止めず、現場会議で実際に使うための3枚です。場面、分解、二週間実験へ進めます。
FACILITATOR
最初に言うこと
今日は資料の正しさを判定する会議ではありません。資料の論点を、現場で確認できる一つの場面に戻し、誰が何を二週間試すかを決める会議です。
0-2分
資料の論点を一つ選ぶ。
2-5分
誰が、いつ、何の仕事で止まるかを書く。
5-10分
本人、仕事、情報、時間、支援、評価に分ける。
10-15分
二週間だけ試す一手と戻す日を決める。
扱う
場面、仕事条件、確認する役割、二週間後の戻し方
場面、仕事条件、確認する役割、二週間後の戻し方
扱わない
制度解釈、法的判断、個別支援の妥当性判断、医療判断
制度解釈、法的判断、個別支援の妥当性判断、医療判断
SHEET 01
今日見る場面
資料の論点を、抽象語のまま扱わず、会議の参加者が同じ場面を思い浮かべられる一文にします。
誰が
例: 本人 / 上司 / 人事 / 支援者 / 同僚
いつ
例: 月末3営業日前 / 午前の会議後 / 移動後 / 通院翌日
何の仕事で
例: 入力作業 / 顧客対応 / 変更連絡 / 引き継ぎ / 休憩後の再開
何が止まる
例: 情報が残らない / 確認先がない / 評価されない / 代替がない
例: 通院翌日の午前、変更連絡が口頭で重なり、本人も上司も優先順位を確認できない。
SHEET 02
分ける表
誰か一人の問題にせず、本人、仕事、情報、時間、支援、評価に分けます。全部を埋めようとせず、今日動かす列を一つ選びます。
本人
状態、希望、開示できる範囲、困っている場面
仕事
作業、手順、例外、判断、対人対応、代替手順
情報
変更、期限、完成形、確認先、記録の置き場
時間
勤務、休憩、移動、通院、回復、繁忙の重なり
支援
相談先、翻訳役、関係機関、会議への戻し方
評価
量、質、安定、協働、引き継ぎ、見えにくい工夫
SHEET 03
二週間の実験
正解を決めるのではなく、小さく試して戻します。次回会議の最初に、結果、負担、見落としを確認します。
何を試す
小さく変更する仕事条件を1つ
誰が見る
本人 / 上司 / 人事 / 支援者の確認役
いつ戻す
二週間後の会議日、または短い確認時刻
何を見る
成果、負担、漏れ、周囲への影響、次に直すこと
例: 変更連絡は15時に共有表へ集約する。二週間後に、確認漏れ、本人の負担、上司の使いやすさを戻す。
境界: このツールは会議の入口です。個別の医療、法務、雇用、合理的配慮の判断を決めるものではありません。判断が必要な場合は、元資料、専門職、本人確認へ戻します。